メタバースとは?

みなさんは、メタバースをご存知でしょうか? 

この記事では、メタバースとは?について、サクッと解説していきます。 

メタバース(Metaverse)とは、コンピュータやネットワークの中に構築された現実世界とは異なる仮想空間(3DCG)、また、そのサービスのことです。 

英語の(超:Meta)と(宇宙:Universe)を組み合わせた造語なのです。 

仮想空間では、VR (Virtual Reality:バーチャルリアリティ)ゴーグルを使用し、実際の人間がアバター化し、不特定多数の人と会話したり、暗号資産(仮想通貨)を使用し、飲食したり、NFTで服や土地などを売買できたり、将来的には、生活の一部をデジタル上で行うことができる夢のような空間なのです。 

映画でいえば、 

マトリックス(Matrix)やレディプレイヤー1(ReadyPlayerOne) 

が、イメージしやすいと思います。 

メタバース自体は、以前からあり、特にゲーム(MMORPG : Massively Multiplayer Online Role-Playing Game:大規模多数同時参加型オンラインRPG)ではお馴染みなのです。 

が、しかし! 

ブロックチェーン技術を用いたメタバースが登場し始めてから、特にメタバースにおけるNFTの活用に注目が高まっているのです。 

Facebook

つい最近では、2021年10月に、フェイスブック(Facebook)が社名をメタ(Meta)に変更したことを聞いたことある方も多いと思います。 

創設者のマーク・ザッカーバーグ(Mark Elliot Zuckerberg)氏が、メタバースという仮想空間の構築に力を入れていくと発表以来、メタバース関連の盛り上がりが広がり続けています。 

独自のメタバースである、ホライゾン・ワークルーム(Horizon Workrooms)は、 

2021年8月19日にローンチ(Launch:新規公開)され、 

すでに約20カ国でサービスが展開されています。 

公式サイト:Meta 

https://about.facebook.com/

公式サイト:Horizon Workrooms(ベータ版) 

https://www.oculus.com/workrooms/?locale=ja_JP

次に、メタバースの特徴を3つご紹介します。 

1.NFTの土地やアイテムなどを売買できる 

今までのメタバースでは、メタバース内のアイテムは、コピーが容易にできてしまったり、サービスが終了してしまえば、手元に残らなかったり、数々のデメリットがありました。 

が、しかし! 

ブロックチェーン技術を用いたメタバースでは、土地やアイテムなどの多くがNFT化されており、いずれもコピーできない唯一無二の商品であり、希少価値があるのです。 

2.外的要因にとらわれない 

メタバースには、現実世界のような、国境がないため、世界各国のユーザが同一の空間にいつでもアクセスできます。 

また、 

現実世界のように、国の物価や、土地柄、政治など、外的な要因で格差が生まれることはありません。 

そのため、 

世界中のユーザが、同じ条件のもとで、自由に交流や経済活動などを楽しむことができるのです。 

3.非日常的な体感ができる 

メタバース内では、現実世界に近い交流や活動ができますが、バーチャル(仮想)であることを活かして、現実の法則に縛られない、非日常的な体感をすることも可能なのです。 

例えば、 

空を飛べたり、瞬間移動したり、巨大化したり、ドラえもんがいなくても、現実世界では不可能なあらゆることを実現することができるのです。 

次に、メタバースでのNFTの利用例を3つご紹介します。 

1.The Sandbox 

Ethereum(イーサリアム)ブロックチェーンを基盤にしたNFTゲームです。 

メタバース内の土地(Land:ランド)や、アバター、アイテムなどあらゆるものがNFT化しており、それらはゲーム内のマーケットや、外部のNFTマーケットプレイス(OpenSea)などで、取引できます。 

特に、土地(Land:ランド)は、その数に限りがあるため、希少価値が高く、高値で二次販売(転売)されています。 

公式サイト:The Sandbox 

https://www.sandbox.game/jp/

公式サイト:OpenSea 

https://opensea.io/

2.Metaani 

Metaani(メタアニ)とは、アート作品と化したNFTアバターのことです。 

ん? 

なに? 

アート作品とアバターが合体したものがMetaani(メタアニ)なのです! 

世界最大のクリプトアート展示会 Crypto Art Fes を開催した mekezzo(メケゾー)氏と、ポエムコア系バーチャル YouTuber MISOSHITA(ミソシタ)氏によって立ち上げられたプロジェクトなのです。

おなじデザインのアバターが存在しないことが、Metaaniの大きな特徴であり、独自のメタバース空間である『Metaaniland(メタアニランド)』をはじめとした、さまざまなメタバースでそれらを着用できるようになる予定です。 

また、 

2021年9月18日から、人気Vtuberキズナアイとコラボしたぴょこぴょこ(キズナアイのハート型カチューシャ)をもつMetaaniが、OpenSeaで限定販売され、話題になりました。 

公式サイト:Metaani 

https://www.metaani.com/

公式サイト:OpenSea (Metaani Land)

https://opensea.io/collection/metaani-airdrop003

3.オタクコイン協会 

一般社団法人オタクコイン協会とは、日本のアニメ文化を世界に浸透させるために、アニメ業界でのブロックチェーン技術の活用を目指している団体なのです。 

2021年6月に、オタクコイン協会が、NFTゲームの開発企業である、CryptoGamesと共同で、メタバースのDecentraland(ディセントラランド)上に、『Otaku Coin GaRo:OCGR:オタクコイン画廊』をローンチ(Launch:新規公開)しました。 

オタクコイン画廊には、オタクコインをモチーフに含んだ、NFTアートが展示されているのです。 

Decentraland(ディセントラランド)とは、Ethereum(イーサリアム)のブロックチェーン技術を利用したVR(Virtual Reality:バーチャルリアリティ)プラットフォームです。 

公式サイト:一般社団法人オタクコイン協会 

https://otaku-coin.com/ja/

公式サイト:CryptoGames Inc. 

https://cryptogames.co.jp/

公式サイト:Decentraland 

https://decentraland.org/

おわりに 

サクッと、 

解説してきましたが 

ここまでの説明で、ご理解いただけましたでしょうか。 

メタバースのNFTといっても、土地、アバター、デジタルアート、などなど、そのユースケース(UseCase:活用事例)は多種多様です。 

また、 

メタバースの発展により、これからも新たなユースケース(UseCase:活用事例)が増えていくことが予想されます。 

映画や、ゲームだけの世界が現実のものに近づいてきています。 

ますます楽しみですね! 

コイン総合研究所では、暗号資産(仮想通貨)初心者のための記事や、お役立ち情報を配信しています。 

ほかの記事もぜひご覧ください。 

少しでも、みなさんのお力になれれば幸いです。 

(執筆:八木) 

NFTってわからないよー!って方はこちらをお読みください。 

Related Articles

jaJapanese