【初心者向け】話題の NFT Music(NFT 音楽)とは?人気の理由や利点、主な NFT 音楽専用マーケットプレイス 5 選など、暗号資産(仮想通貨)初心者を対象に、丁寧にわかりやすく解説!

みなさんは、NFT 音楽をご存知でしょうか?

この記事では、話題の NFT Music(NFT 音楽)とは?について、サクッと解説していきます。 

NFT Music(NFT 音楽)とは? 

NFT(エヌ・エフ・ティ:Non-Fungible Token:非代替性トークン)+ 音楽業界のあらゆるアイテム

NFT は、ブロックチェーン上に構築されるので、セキュリティ面で安心な上に、コピーや偽造ができない、唯一無二のデジタル・データが証明されるのです。 

ブロックチェーンとは、ネットワーク内で、行われた取引の記録が、ブロックごとに区分けされ、その中にはハッシュ値(元になるデータから一定の計算手順により求められた固定長の値)と呼ばれるデータも格納されています。 

一つの取引が終わり、新たな取引が行われるたびに、新たなブロックが形成され、チェーンみたいに繋がれていきます。 

仮に、 

データを改ざんしたり、悪用したりする場合は、過去のブロックに記録されているすべてのハッシュ値を変更する必要があり、膨大なデータを変えなければなりません。 

そのため、 

Blockchain(ブロックチェーン)は改ざんや複製がほぼ不可能とされているのです。 

NFT 技術の人気の理由は? 

作品を作者から購入し、その作品を転売するたびに、作者にロイヤリティ(手数料)が入る仕組みになっていることが挙げられます。 

このような理由から、 

ゲームをはじめ、アートやアニメ、不動産、ファッションなどあらゆる分野の業界のコンテンツが NFT 化され、絶大な人気があるのです。 

従来の場合、最初に作品(商品)を売ってしまえば、作者には、その金額しか手に入りません。 

購入者が転売しても、作者には 1 円も入らないのです。 

が、しかし! 

アーティストが、ご自身の作成した音楽作品を NFT 化して、NFT マーケットプレイス(インターネット上の電子市場)に出品し、売れると、その金額が入ります。 

そして、 

その音楽作品を購入したユーザが、NFT マーケットプレイスに出品し、再度売れると、ロイヤリティがアーティストに入るのです。 

そう、 

その音楽作品が転売されるたびに、アーティストにロイヤリティが入るのです。 

ここまでは、ほかの NFT 化した分野のコンテンツと同じなのですが、 

NFT Music(NFT 音楽)は、さらに進化しているのです。 

NFT Music(NFT 音楽)だけのメリットとは? 

アーティスト活動をさらに促進できるように、音楽作品の流通が加速すると、購入者にもロイヤリティが発生する仕組みに改良を加えた新たな NFT モデルが登場しています。 

それは、 

NFT マーケットプレイスによって、条件が異なるものの、この仕組みを取り入れるプラットフォームでは、基本的に自分の購入した音楽作品が世の中に広がるほど、獲得できるロイヤリティが増えるのです。 

ということは、 

購入者が、その音楽作品を積極的に SNS で広めると、アーティストにとって知名度が高まり、大手音楽会社に所属していない Indies(インディーズ)などの知名度の低いアーティストにとって、大きなメリットになります。 

つまり、 

音楽作品のマーケティングやプロモーションを、購入者が支援してくれるということなのです。 

NFT Music(NFT 音楽)で考えられる主な Item(アイテム)とは? 

・Sound Source(サウンド・ソース:音源) 

・Video(ヴィデオ:映像:Music Video など) 

・Goods(グッズ:アーティスト写真、Tシャツ、ステッカー、など) 

・Event Ticket(イベント・チケット:コンサート、野外フェスなどの入場券)

・Handshake Ticket(ハンドシェイク・チケット:握手券)

・Eating & Drink Ticket(イーティング・アンド・ドリンク・チケット:飲食券)

・Parking Ticket(パーキング・チケット:駐車場券)

・Tent Ticket(テント・チケット:テント張り券)

まだまだ考えられますが、一般的な音楽業界で必要なものはこのくらいだと思います。 

コンサートや Outdoor Festival(野外フェス)では、デジタル・グッズの他に、その会場に来なければ手に入れられない引き換えチケットとして、物理的に可能なグッズも購入できると思います。 

主な NFT Music Marketplace(NFT 音楽専用マーケットプレイス:インターネット上の電子市場)を 5 つご紹介します。 

1. Terra Virtua 

2021 年 9 月 6 日、海外音楽業界の有名なアーティストである David Robert Jones(デビット・ボウイ)氏や、Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)の Michael Philip Jagger(ミック・ジャガー)氏、Beyonce(ビヨンセ)氏などの NFT Art work(アートワーク:芸術作品)が発売されました。 

公式サイト:Terra Virtua 

https://terravirtua.io/marketplace/lyons_art3

2. Royal 

EDM(イー・ディー・エム:Electronic Dance Music:電子音で踊るための音楽ジャンル)アーティストの 3 LAU (Justin Blau:ジャスティン・ブラウ)氏と、住宅購入サービス『 Opendoor 』の共同設立者である、JD・ロス氏が共同開発中の NFT Music 専用プラットフォームです。 

先ほど述べた、購入者にもロイヤリティが発生する仕組みを取り入れています。 

公式サイト:Royal 

https://royal.io/

公式サイト:Opendoor 

https://www.opendoor.com/

3. The NFT Records 

数量限定の Digital Sound Source(デジタル・サウンド・ソース:電子音源)や、アーティストのデジタル・グッズを購入できる NFT Music マーケットプレイスです。 

NFT Music(NFT 音楽)に特化した NFT マーケットプレイスでは世界初です。 

Digital Sound Source(デジタル・サウンド・ソース:電子音源)だけではなく、映像やアート、写真などと組み合わせたセット販売が行われています。 

特定アーティストのファンにとっては、希少価値の高いアイテムを購入できる優れた NFT マーケットプレイスです。 

公式サイト:The NFT Records 

https://jp.thenftrecords.com/

4. .mura(ドット・ミューラ) 

2021 年 9 月にローンチされた、Music + Art work に特化した NFT Music マーケットプレイスです。 

Digital Sound Source(デジタル・サウンド・ソース:電子音源)と Art work(アートワーク:芸術作品)のセットを基本単位とします。 

作品を最初に購入した人は、『 Commons Owner(コモンズ・オーナー)』と呼ばれ、出品者であるアーティストから公式サポーター(支援者)として認定されます。 

Commons Owner(コモンズ・オーナー)が購入した作品を積極的に SNS などで広めると、ロイヤリティが Commons Owner(コモンズ・オーナー)に入る仕組みです。 

公式サイト:.mura(ドット・ミューラ) 

https://dot-mura.com/landing

5. OneOf 

世界的有名な Quincy Delight Jones Ⅱ(クインシー・ジョーンズ)氏、Whitney Elizabeth Houston(ホイットニー・ヒューストン)氏、TLC(ティー・エル・シー)、などがコレクションを発売する予定の NFT Music マーケットプレイスです。 

OneOf は、より環境にやさしいと評判の Blockchain(ブロックチェーン)『 Tezos 』のネットワークで構築されています。 

公式サイト:OneOf 

https://www.oneof.com/

公式サイト:Tezos

https://tezos.com/

おわりに 

サクッと、 

解説してきましたが、 

ここまでの説明で、ご理解いただけましたでしょうか。 

NFT Music(NFT 音楽)は、音楽業界に多大な影響を及ぼすこと間違いないと思います。 

音楽業界の革命だと思います! 

今後が楽しみになってきましたね。^^ 

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少しでも、みなさんのお力になれれば幸いです。 

(執筆:八木) 

NFT をもっと知りたいよー!って方はこちらをお読みください。 

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