【初心者】2022年6月最新日本国内NFT NEWS!3Types Blockchain別に厳選した実情をわかりやすく解説!

みなさんは、昨今世界中で話題のNFTですが、日本国内での実情をご存じでしょうか?
まず、
NFT(エヌエフティ:Non Fungible Token:非代替性トークン)とは?
Bitcoin(ビットコイン:BTC)や、Ethereum(イーサリアム:ETH)などの、Crypto Assets(クリプト・アセット:暗号資産)のような、ほかの通貨(暗号資産)と替えられるFT(エフティ:Fungible Token:代替性トークン)とは違い、唯一無二のモノを誰が作り、誰が所有しているのかを、ブロックチェーン上に記録される一点モノの商品(作品)のことなのです。
ここ数年で、あらゆる分野のContents(コンテンツ:情報の中身)が、NFT技術によって商品化(NFT化)され、世界中で急激に広まっているのです。
Token(トークン)とは?
暗号資産であり、通貨やモノなどを指します。
3Types Blockchain(3種類のブロックチェーン)とは?
① Public Blockchain(パブリック型ブロックチェーン):Permissionless(不許可)
誰でも許可なく(分散型)取引に参加できるブロックチェーン
② Private Blockchain(プライベート型ブロックチェーン):Permissioned(許可)
特定の管理者(運営者)が存在し、限定されたUser(ユーザ:利用者)のみが参加できるブロックチェーン
③ Consortium Blockchain(コンソーシアム型ブロックチェーン):Permissioned(許可)
複数の管理者(運営者)が存在し、パブリック型の分散性と、プライベート型の迅速な大量処理ができる機能を備えたブロックチェーン
この記事では、2022年6月最新日本国内NFT News!について、サクッと解説していきます。
1. 自民党NFT
2022年5月27日、日本の与党政党である自民党の青年局が、NFT技術を活用したPOAP(ポープ:Proof of Attendance Protocol)と呼ばれる、譲渡や売買ができない形のデジタル上の参加証明記念バッジを、発行することを発表しました。
これは、
2022年5月28日-29日開催の、青年局会議・研修会、NFTやMetaverse技術を用いた集会にて、自民党の党首であり、日本の総理大臣である岸田文雄氏の顔写真をNFT化した、岸田トークンと、2019年のCop 25(コップ・トゥエンティファイブ:Conference of Parties:国連気候変動枠組条約第25回締約国会議)で、環境NGO(エヌ・ジー・オー:Non Governmental Organization:非政府組織)でつくるCAN(キャン:Climate Action Network International:気候行動国際ネットワーク)にて、化石賞を受賞して話題になった、前環境担当大臣の小泉進次郎氏の小泉トークンを、参加者に配布するとのことです。
屈辱的にも、2021年のCop 26では、岸田総理大臣も化石賞を受章しています。
この岸田トークンと小泉トークン(化石賞トークン?)は、2015年9月に設立された、東京都渋谷区に本社を置く、ブロックチェーン・スタートアップ、株式会社Indie Squareが、2022年5月にLaunch(ローンチ:新規公開)した、低コストで、誰でも簡単にNFTを発行売買できるPlatform(プラットフォーム:システムやサービスの基盤となる環境)HAZAMA BASE(ハザマ・ベース)が採用され、Public Blockchain(パブリック型ブロックチェーン)の、Polygon(ポリゴン:MATIC)を使用しています。
自民党は、今後POAP(ポープ)と呼ばれるイベントなどに参加した際の証として、NFTトークンを配布していき、ブロックチェーン技術が日本国内で発展していくよう推奨していく構えです。
さらに、
2022年6月には、Metaverse(メタバース:3次元の仮想空間)で、街頭演説をする予定だそうです。
公式サイト:自民党
公式サイト:Indie Square
公式サイト:Polygon
公式サイト:Cop 25
https://cop25.mma.gob.cl/en/home/
公式サイト:Cop 26
公式サイト:CAN
https://climatenetwork.org/cop26/fossil-of-the-day-at-cop26/
2. 楽天NFT
2022年2月25日、東京都世田谷区に本社を置く楽天グループ株式会社が、NFT Marketplace(NFTマーケットプレイス:NFT専用電子市場)および販売Platform(プラットフォーム:システムやサービスの基盤となる環境)Rakuten NFTをLaunch(ローンチ:新規公開)しました。
Rakuten NFTは、独自のPrivate Blockchain(プライベート型ブロックチェーン)を使用しています。
Rakuten NFTは、アニメやスポーツ、音楽などあらゆる分野におけるNFTを、User(ユーザ:利用者)が購入したり、売買することができるMarketplaceと、IP holder(アイピー・ホルダー:Intellectual Properties holder:知的財産保有者)が、One Stop(ワンストップ:複数のことを一箇所で処理ができる)でNFTの発行と、販売サイトの構築ができる、独自のPlatformを併せ持つService(サービス:奉仕)です。
Rakuten NFTの特徴
・楽天IDで簡単に使える
・クレジットカード決済ができる
・楽天ポイントが貯まる・使える
2023年以降には、個人によるNFTの発行および販売ができるServiceの提供や、国内外のIP holderが保有するNFTの発行および、世界展開や、決済方法の多様化を進めていく方針のようです。
・ULTRAMAN https://heros-ultraman.nft.rakuten.co.jp/
・黒鉄ヒロシGI激闘史『2010年シリーズ』https://nikkansports.nft.rakuten.co.jp/
・J League公認NFT Collection https://jleague-playersanthem.nft.rakuten.co.jp/
公式サイト:Rakuten NFT
公式サイト:楽天グループ株式会社
3. 阪神タイガースNFT
2022年5月30日、兵庫県西宮市に本社を置く株式会社阪神タイガースと、東京都千代田区に本社を置く株式会社NTT docomoと、大阪府大阪市に本社を置くアイテック阪急阪神株式会社が共同で、阪神タイガース初のNFT事業において、選手の名場面シーンなどを写真、映像をもとにデジタルアイテムとして、Collection(コレクション:収集)できる、阪神タイガース公式NFTサービス、Tigers Galleryを提供することを発表しました。
第一弾として、
2022年6月3日から2023年1月31日までの期間限定でRelease(リリース:開始)しました。
Tigers Galleryは、
2020年3月2日に設立された、東京都港区に本社を置く株式会社Hash Palette(ハッシュ・パレット)が開発した、NFTに特化したConsortium Blockchain Platform(コンソーシアム型ブロックチェーンプラットフォーム)Palette(パレット)を採用しています。
公式サイト:Tigers Gallery
https://hanshintigers.jp/lp/tigers_gallery/
公式サイト:株式会社阪神タイガース
公式サイト:株式会社NTT docomo
公式サイト:アイテック阪急阪神株式会社
https://itec.hankyu-hanshin.co.jp/
公式サイト:Hash Palette
おわりに
サクッと、
解説してきましたが、
ここまでの説明で、ご理解いただけましたでしょうか。
世界中で急激に広がっているNFTですが、日本国内も徐々に広がりつつあるので、
当サイトでも最新情報をその都度、記事にしていく予定なのでお楽しみに!
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少しでも、みなさんのお力になれれば幸いです。
(執筆:八木)
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