【初心者】話題の NFT Game(GameFi)The Sandbox とは?特徴などわかりやすく解説!

みなさんは、世界中で話題沸騰の NFT Game(GameFi)The Sandbox をご存知でしょうか?
まず、
NFT(エヌエフティ)とは?
Non-Fungible Token の略で、非代替性トークンと呼ばれ、Blockchain(ブロックチェーン)上で構築された唯一無二の商品(モノ)を発行(作成)でき、NFT Marketplace(NFT 専用インターネット電子市場)で、出品・販売・購入・転売ができる商品(モノ)のことです。
Crypto Assets(暗号資産)と NFT の違いは?
Crypto Assets(クリプト・アセット:暗号資産)は、Bitcoin(BTC)や Ethereum(ETH)など、FT(Fungible Token:代替性トークン)と呼ばれ、ほかの通貨(暗号資産)と代替可能です。
一方、
NFT は、一点モノの商品であり、作者は誰か?所有者は誰か?などの情報が、発行、出品、販売、購入、転売、などの取引ごとに、Blockchain に記録され、代替不可能です。
その取引された記録は、誰でも見れるのです。
Token(トークン)とは?
暗号資産であり、通貨やモノや権利権などを指します。
NFT Game(GameFi)とは?
Blockchain で構築され、NFT 技術を活用した Game であり、遊び(Play)ながら稼げる(Earn)、Play to Earn(P2E)と、呼ばれる仕組みになっているので、世界的に大人気になっています。
2022 年は Web 3(ブロックチェーン技術を活用した非中央集権的分散型ネットワーク)の時代に入っており、2 D(Dimension:次元)の Game から 3 D の Game へ、そして Metaverse(メタバース:3 D 仮想空間)の Game へ発展し、Eco System(生態系)の勢いが止まりません!
この記事では、話題の NFT Game(GameFi)The Sandbox とは?について、サクッと解説していきます。
The Sandbox とは?
The Sandbox(サンドボックス)とは、2020 年に中国で開発された、NFT + Metaverse Game Platform です。
The Sandbox は、Ethereum Public Blockchain(イーサリアム・パブリック型ブロックチェーン)を採用しており、Gas 代と呼ばれる取引の際に必要な手数料は、暗号資産(ETH)が必要になります。
Player(User)は、Metaverse(メタバース:3 D 仮想空間)内で、LAND(ランド)という仮想の土地を購入することができ、自分の土地には、自由に Game を簡単に作成でき、いろいろな Item(アイテム:商品)を作成したり、売買することができます。(LAND や Item は NFT)
さらに、
Social Games(SNS 上のアプリゲーム)の側面もあり、Avater(アバター:自分の分身として表示されるキャラクター)を介して、ほかの Player を招待し、一緒に Game をしたり、交流ができます。
そして、
すでに大人気になっている、2012 年に Launch(ローンチ:新規公開)された、2 D で誰でも簡単に Game を作成できる Smartphone Applications(スマホアプリ)の、The Sandbox、The Sandbox Evolution、の続編として開発されています。
2 D の The Sandbox と、The Sandbox Evolution は、世界的に大人気となっているので、ハマっている方もいらっしゃるかと思います。
3 D The Sandbox Gaming Eco System は、3 種類から構成されています。
公式サイト:The Sandbox
1. VoxEdit
VoxEdit(ボックス・エディット)とは、Volume(ボリューム)+ Pixel(ピクセル)の造語から生まれた Voxel(ボクセル)と呼ばれ、3 D Graphics で、立体物の表現に用いられる小さな立方体の最小単位と、2 D Graphics における Pixel(画素)を組み合わせることで、立体物を可視化したり、Polygon(ポリゴン:多角形)に変換して、表面に色や質感を与えることができる編集(Edit)機能が備わった NFT Game Assets(ゲーム・アセット:ゲームの資産)作成場所のことです。
VoxEdit で作成する Assets は、ERC-721 規格 or ERC-1155 規格が採用されています。
そして、
いろいろな NFT Game Assets を作成することができ、NFT Marketplace で売買ができます。
Player(User)が作成した、Avater や Item を使用できることは、Game 性が高いと評価され、魅力的な Merit(メリット:長所)です!
公式サイト:VoxEdit
2. NFT Marketplace
NFT Marketplace(NFT 専用マーケットプレイス:インターネット電子市場)とは、VoxEdit で作成した NFT Game Assets を Upload(アップロード:手元の PC などの機器から、インターネット通信回線を介して、まとまったデータファイルを、ホストコンピュータに送信すること)し、出品・販売ができる Web Site(ウェブ・サイト)です。
NFT Marketplace で、取引に必要な Game 通貨(暗号資産)は、SAND になります。
もちろん、作成者でない Player(User)も、出品されている NFT Game Assets(アバターやアイテムなど)を購入することができ、転売もできます。
公式サイト:NFT Marketplace
https://www.sandbox.game/en/shop/
3. Game Maker
Game Maker(ゲーム・メイカー)とは、Player / Creator の頭の中にある想像を Metaverse(仮想空間)で実現するために欠かせない Tool (ツール:ソフトウェアの機能)なのです。
The Sandbox が保有してある、仮想の土地 LAND(ERC-721 規格)上に、誰でも、無料で、簡単に、自由に、3 D Game を作成できます。
Coding(コーディング)に関する知識は全く必要なく、Visual Script Tool(ビジュアル・スクリプト・ツール)を使用し、短時間で Game を作成することができます。
LAND 保有者は、販売もできるし、Rental(レンタル:賃貸)もできます。
1 LAND は、96m * 96m * 128m と、設定されています。
1 つの Avater が、1m * 1m と、定義されているため、1 LAND を保有していれば、多数の NFT Game Assets や、Original Game が作成できます。
公式サイト:Game Maker
https://www.sandbox.game/en/create/game-maker/
The Sandbox ✖︎ Partnership
最後に、世界中の多くの著名人や企業が、The Sandbox と Partnership(提携)している中から、厳選 6 つをご紹介いたします。
1. SNOOP DOGG
2. adidas
3. THE WALKING DEAD
4. South China Morning Post
5. ATARI
6. THE SMURFS
おわりに
サクッと、
解説してきましたが、
ここまでの説明で、ご理解いただけましたでしょうか。
The Sandbox に限らず、2022 年6 月時点で、日本国内も世界に負けじと、数多くの NFT Game(GameFi) が、登場しています。
今後の発展がとても楽しみですね! ^^
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少しでも、みなさんのお力になれれば幸いです。
(執筆:八木)
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