アルトコインってなに?有名なアルトコインを紹介!

暗号資産(仮想通貨)といえばビットコインを思い浮かべる方も多いと思いますが、ビットコイン以外でも暗号資産(仮想通貨)はたくさんあります。
また、ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)は総称してアルトコインと呼ばれています。
英語のAlternative Coinの略で、代替のコインを意味し、オルトコインと呼ぶ方もいるようですね。
アルトコインは全世界に1500種類以上あるといわれ、今も数は増え続けています。
それでは、1500種類以上ある中から有名なアルトコインをこれからいくつか紹介します。
イーサリアム(ETH)
2014年イーサリアムブロックチェーンが誕生し、多分野に技術が活用できるようになったことで注目は高く、アルトコインの中では一番人気の暗号資産(仮想通貨)になります。
イーサリアムは様々なプログラムをブロックチェーンを使って利用できるようになったプラットフォームのことを指します。
本来、イーサリアムの暗号資産(仮想通貨)の呼び名は「 ETH(イーサ)」でしたが、最近は暗号資産(仮想通貨)もイーサリアムで呼び名が浸透しているようです。
また、イーサリアムは暗号資産(仮想通貨)の発行枚数に制限がないのも特徴です。制限がない理由は、元々の開発目的がプラットフォームであることや、マイニング(現在はプルーフ・オブ・ステークに移行)の報酬を平等にするためといわれています。
プラットフォームとして世界中から注目されているところをみると、仮想通貨の「 ETH(イーサ)」の人気が高いのもわかりますね。
公式ホームページ:https://ethereum.org/ja/
ライトコイン(LTC)
Googleのエンジニアであったチャーリー・リー氏が開発した暗号資産(仮想通貨)で、2011年に誕生しました。
チャーリー・リー氏は、ライトコインをつくる以前、別の暗号資産(仮想通貨)プロジェクトで失敗の経験から、ライトコイン開発を決意したそうです。
特徴としてビットコインより決済向きにつくられた暗号資産(仮想通貨)で、決済の速さから人気も高いようですね。
暗号資産(仮想通貨)の発行枚数はビットコインが2100万枚に対して、8400万枚とスピードも枚数も4倍です。
競争の激しいアルトコインの世界で、失敗の経験を活かして今でも人気を維持しているのはすごいですね。
公式ホームページ: https://litecoin.org/ja/
モナコイン(MONA)
2013年に誕生した日本発祥の暗号資産(仮想通貨)で、人気掲示板2ちゃんねる(現在は5ちゃんねる)のコミュニティ内で「投げ銭」として利用できる他の暗号資産(仮想通貨)とは違う特徴があります。
Segwitと呼ばれる技術を実装したことでデータ処理を迅速に行えるようになり、「コミュニティ内の投げ銭」以外にも「海外送金」や「ネットショッピング」の支払いに利用でき、決済スピードが速く、実用性の高い暗号資産(仮想通貨)です。
日本でつくられた初めての暗号資産(仮想通貨)で、Segwitを実装したのもモナコインが世界で初めてだそうです。
Segwitの実装やコミュニティ内にファンを獲得できるのは強みになるので、今後も独自路線でさらにファンが増えていくかもしれませんね。
公式ホームページ: https://monacoin.org/
おわりに
いくつか紹介したアルトコインの中にみなさんが知っているコインはありましたか?
アルトコインはプラットフォームとして開発されたものからコミュニティ内での利用を目的としたものまで、特徴も様々でしたね。
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(執筆:山本)