仮想通貨を守るためのセキュリティ強化対策は?セキュリティを高める方法を紹介!

仮想通貨はインターネット上で保管をする通貨になりますので、ハッキングにより大事な仮想通貨が盗まれないようセキュリティ対策が必要です。
セキュリティ対策のために「ウォレット」を利用している方もいらっしゃると思いますが、セキュリティを高める方法は他にもあります。
これから紹介する3つの方法を組み合わせることでセキュリティを高めることができますので、ぜひ参考にしてください。
1.「ウォレット」の種類やリスクを把握する
サーバー上で管理するものからオフラインで管理できるものまで、「ウォレット」には様々な種類があります。
「ウォレット」はセキュリティを高めるために、「秘密鍵」と呼ばれる鍵の情報の管理が必要になってきます。
そのため、取引所の「ウォレット」を利用して管理をしている場合、取引所がハッキングされると仮想通貨や情報を盗まれるリスクがあります。
また、オフラインで個人で管理をしていても、秘密鍵の情報を紛失してしまった場合、その鍵の情報を復活させることはできません。
よって、ハッキングは回避できても、自分の管理次第で仮想通貨を「ウォレット」から一生取り出せなくなるリスクはあります。
このようなリスクを回避するには、ウォレットの種類やリスクを把握し、大量の仮想通貨を一つのウォレットで管理しないようにしましょう。
「ウォレット」の種類についてはこちらの記事をご覧ください。
2.「ウォレット」で使用するパスワードは使い回ししない
「ウォレット」を利用する場合もパスワードが必要になります。忘れないように他のサービスで使っているパスワードと同じものにしてしまいがちですが、危険なので絶対にやめてください。
また、パスワードに自分の個人情報がわかる情報を入れるのも危険なので、特定されないよう複雑な英数字を選ぶようにしましょう。
ほかには、パスワードの管理をパソコンのクラウド上に保管している方もいらっしゃるかと思いますが、ご自身のパソコンがハッキングされてしまうとその情報も簡単に盗まれてしまうので、パスワードの管理も気をつけてください。
パスワードを決める際は個人が特定されない複雑な英数字を選ぶようにして、パスワードは使い回しせず管理に注意しましょう。
3.二段階認証を設定する
二段階認証とは、IDやパスワードでログインする際に、認証コードやセキュリティコードの入力など、ログインを二段階にすることでセキュリティを高めるしくみを指します。
もし、ハッキングされIDやパスワード情報が盗まれても、二段階認証を設定しておけばその先にアクセスすることはできないので、不正アクセスから情報や仮想通貨を守れます。
設定方法は、Googleの「Google Authenticator」というアプリをダウンロードするか、日本の仮想通貨交換業者を通じて購入している方は、交換業者のサイトから二段階認証の方法をご確認ください。
※「Google Authenticator」はバックアップの機能がないので、アプリを利用する場合はご自身でバックアップが必要です。
二段階認証は、セキュリティ強化対策として様々な分野で導入されているので、セキュリティを高めるために設定することをオススメします。
おわりに
ここまで3つのセキュリティ強化対策を紹介してきましたが、あらゆるところに危険があるので不安になってしまった方もいらっしゃるかもしれないですね。
よくわからないまま管理をしているのが一番危険ですので、リスクを知って対策をとり、少しでも不安を解消していただければ幸いです。
また、二段階認証を組み合わせることでセキュリティを高めることができますので、まだ設定がお済みでない方は、この機会にぜひ設定をしてみてくださいね。
(執筆:山本)