ビットコインとは?特徴をわかりやすく簡単に紹介!

仮想通貨といえばビットコインを思い浮かべる方もいらっしゃいますよね。

仮想通貨(暗号資産)の中で時価総額や知名度が最も高い仮想通貨がビットコインです。

「ビットコインって名前は聞いたことがあるけど、どういうものかよくわからない…。」

という方のために、これからビットコインの5つの特徴をわかりやすく簡単に紹介します。

1.ブロックチェーンを使って誕生した新しい通貨

2008年「サトシ・ナカモト」と名乗る人物が発表した論文の中で、ブロックチェーン技術を使った仮想通貨の内容が公開されました。

公開後、論文をもとに第三者を介さずインターネット上で通貨の取引ができる金融システムとして誕生したのが、「ビットコイン」です。

インターネット上で取引できる新しい通貨として誕生したビットコインですが、着々と価格と知名度を上げ、今では幅広い層に支持される通貨となりました。

ブロックチェーンがどのようなものかわからない方はこちらの記事をご覧ください。

2.簡単に海外送金ができる

円やドルなどの法定通貨は海外送金をする場合、送金されるまで日数が数日かかるほか、数千円の手数料を支払わなければいけません。

その一方で、ビットコインで海外送金をする場合、数十分で取引が完了、インターネット上で24時間365日送金が可能です。

また、仮想通貨の送金手数料は安く、仮想通貨交換業者によっては無料で行っている業者もあります。

しかし、必ずしも取引が数十分で行えるわけではありません。

ビットコインの送金が反映されるにはマイニングによる検証作業が必要になるため、取引量が多ければ反映に時間がかかってしまうこともあるので、覚えておいてください。

マイニングがわからない方はこちらの記事をご覧ください。

3.決済にも利用できる

ビットコインは、提携するお店やネットショッピングなど、ビットコイン決済がOKな場所で支払いができます。

お店で支払いに利用したい場合は、仮想通貨交換業者が提供しているスマートフォンアプリをインストールして、お店の端末のQRコードをご自身のスマートフォンのアプリに読み込ませて支払い完了です。

電子マネーと似ているように感じますが、電子マネーは法定通貨をデジタル化した決済サービスになるので、新しい通貨のビットコインとは別物です。

ほかには、決済時の手数料は注意が必要で、お店側と利用者側が同じ交換業者を利用している場合は無料ですが、交換業者に違いがある場合は手数料が発生しますので、確認してからご利用ください。

4.誕生したときから発行枚数が決められている

ビットコインの発行枚数の上限は2100万枚と決まっています。

上限がある理由は、発行枚数に上限を設け希少性を高めることで、通貨の価値を保証するといわれています。

そうなると「発行枚数が上限に達した場合はマイニングはどうなるの?」と思った方もいらっしゃいますよね。今後もマイニングがなくなることはありません。

上限に達したあとは送金する際の手数料がマイナーへの報酬となるといわれているので、報酬は今に比べると少額になります。

しかし、上限に達するのは100年先といわれていますので、マイニングの成功報酬が送金手数料だけになるのは随分と先の話になりますね。

仮想通貨の発行のしくみを知りたい方はこちらの記事もチェックしてください!

5.売買取引ができる

ビットコインは仮想通貨の交換業者を通じて購入、お持ちの仮想通貨を売却できます。

また、インターネットに接続していれば、スマートフォンやパソコンから簡単に売買取引ができます。

取引は、交換業者を通じて「取引所」や「販売所」と呼ばれている場所で行います。

交換業者によって取引所と販売所どちらを運営しているかの違いや、購入方法の違いもありますので、購入を検討している方はこちらの記事もぜひご覧ください。

おわりに

これまで5つの特徴を紹介してきましたが、ビットコインがどのようなものかわかっていただけましたか?

ビットコインはインターネット上で交換業者を介して簡単に取引ができる新しい通貨です。

お手軽な反面、価格変動やハッキングなどのリスクも知っておいてくださいね。

コイン総合研究所では、仮想通貨初心者の方のための解説記事やお役立ち情報を配信しています。

ほかの記事も是非ご覧ください。 

(執筆:山本)

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