【2021年注目】エイダコイン(ADA)やカルダノ(Cardano)とは?特徴をわかりやすく簡単に紹介!

2021年8月、カルダノのスマートコントラクト実装スケジュールの発表や、エイダコインが国内の取引所で取り扱いが開始するなど、大きな話題となりました。

TwitterでもADAやCardanoといった言葉をよく目にするため、気になっている方もたくさんいらっしゃいますよね。

「ADAってエイダコインのこと?」

「カルダノ(Cardano)って何?」

というエイダコインやカルダノがわからない初心者の方にむけて、これから特徴をわかりやすく簡単に紹介。

エイダコイン(ADA)のことを知るにはカルダノ(Cardano)がどのようなものかを知るとわかりやすいので、まずはカルダノ(Cardano)の特徴から紹介します。

カルダノ(Cardano)とは?

カルダノ(Cardano)とは、

Cardano Foundation(カルダノ財団)、IOHK(インプットアウトプット香港)、Emurgo(エマーゴ)の3つの組織によってつくられたプロジェクトの総称

カルダノ財団ではカルダノの進展を目的とした取り組み、IOHKではカルダノの開発、 Emurgoではカルダノブロックチェーンを活用した起業支援が行われています。

また、開発者はイーサリアムの開発にも携わった天才数学者チャールズ・ホスキンソン氏です。

開発当初、オンラインカジノでの利用を目的とした開発計画が進められていましたが、計画は中止され、現在は汎用性の高いプラットフォームの開発が進行中です。

カルダノ(Cardano)は、汎用性の高いプラットフォームの名称でもあり、カルダノ(Cardano)のプラットフォームで使う仮想通貨がエイダコイン(ADA)です。

カルダノ(Cardano)公式サイト: https://cardano.org/

カルダノ(Cardano)3つの特徴

1.スマートコントラクト実装

カルダノは、「スマートコントラクト」というブロックチェーン上の色々な契約をコンピューター同士が自動で行えるようにしたしくみを実装予定。

これまでカルダノは、スマートコントラクトの実装で遅れをとっていました。

2021年9月、Alonzo(アロンゾ)と呼ばれるアップデートでスマートコントラクトの実装が行われ、新機能が追加予定。

今回のアップデートでは、多機能型ブロックチェーンとしての活用を期待されています。

2.PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用

カルダノのコンセンサスアルゴリズムは、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)です。

コンセンサスアルゴリズム(合意形成アルゴリズム)とは、

「ブロックチェーンのネットワークに参加している人たちのみでデータの共有を行い、正しいデータかどうか検証し、合意するためのアルゴリズム」 を意味する

PoS(プルーフ・オブ・ステーク)とは、

「仮想通貨を保有することで、ブロックチェーン上のデータの承認作業を行う役割を与えられ、承認作業を行った人は報酬を得ることができるしくみ」を指す。

エイダコイン(ADA)では、承認作業で報酬を得ることを「ステーキング」と呼びます。

PoS (プルーフ・オブ・ステーク)は、ビットコインのコンセンサスアルゴリズムPoW(プルーフ・オブ・ワーク)に比べて、少ない消費電力でブロックチェーン上のデータの検証や承認作業が行えることがメリットです。

PoS (プルーフ・オブ・ステーク)がわからない方はこちらの記事をご覧ください。

3.開発段階がわかるロードマップが公開

ロードマップには、カルダノ(Cardano)プロジェクトの5つの開発段階の説明やカルダノ(Cardano)に関係するツールの説明などが掲載されています。

日本語版も公開。

「5つの開発段階」

1.BYRON(バイロン)

2.SHERRY(シェリー)

3.GOGUEN(ゴーグエン)

4.BASHO(バショー)

5.VOLATAIRE(ボルテール)

カルダノ(Cardano)ロードマップ(日本語版) : https://roadmap.cardano.org/ja/

エイダコイン(ADA)とは?

前述のとおり、

カルダノ(Cardano)のプラットフォームで使う仮想通貨がエイダコイン(ADA)です。

エイダコインは仮想通貨の名称になり、イギリス貴族で世界初の女性プログラマー エイダ・ラブレスの「エイダ」が名前の由来と言われています。

エイダコインの3つの特徴

1.日本で人気

エイダコイン(ADA)開発者の天才数学者のチャールズ・ホプキンソン氏は、イーサリアムの開発にも携わった方で、日本での知名度も高いです。

有名な開発者が開発していることから将来的な期待も高く、大手仮想通貨取引所での上場や、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)でのステーキング規模が増加したことも日本で注目を集めるキッカケとなりました。

2.国内の取引所でも取り扱いが開始

これまでエイダコイン(ADA)を購入したい場合は、海外の取引所を利用するしかありませんでした。

2021年8月末にBITPOINTが国内取引所で初、エイダコイン(ADA)の取り扱いが始まり、大きな話題となりました。

BITPOINT公式サイト: https://www.bitpoint.co.jp/

3.エイダコイン専用のウォレットがある

エイダコイン(ADA)にはDaedalus Wallet(ダイダロスウォレット)・Yoroi  Wallet(ヨロイウォレット)の専用ウォレットがあります。

日本語にも対応した、エイダコイン(ADA)の保管・ステーキングができるウォレットです。

Daedalus Wallet (ダイダロスウォレット)公式サイト: https://daedaluswallet.io/ja/

Yoroi  Wallet公式(ヨロイウォレット)公式サイト: https://yoroi-wallet.com/#/

おわりに

カルダノ(Cardano)とエイダコイン(ADA)の特徴を紹介してしてきましたが、なんとなくどのようなものかわかっていただけましたか?

国内での取り扱いも始まり、エイダコインやカルダノが国内で注目を集めていることがよくわかりますね。

コイン総合研究所では初心者の方に向けてわかりやすい記事を配信しています。

ほかの記事もぜひご覧ください。

(執筆:山本)

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