JPYCってなに?

みなさんは、JPYCってご存知ですか? 

そう、つい最近、話題になっているJPYCです! 

この記事では、JPYCってなに?について、サクッと解説していきます。

近年では、暗号資産(仮想通貨)の需要が増え、円やドルなどの法定通貨への不安や、少額からはじめられる利便性などがあり、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)は有名になりました。 

しかし、暗号資産(仮想通貨)へのアクセスには多くの障害があります。 

その障害を解消するために作られたのがJPYC(JPYCoin)なのです。 

JPYC株式会社が、2021年1月27日に、販売を開始しました。 

JPYC(JPYCoin)は、日本初のブロックチェーン(ERC20)を活用した、日本円ステーブルコインなのです。 

PASMOや図書カードなどと同様に、前払い式支払い方法です。 

常に 1JPYC(JPYCoin)= 1円 で取引できるデジタルコインです。 

公式サイトから、10,000円、100,000円、1,000,000円の購入単価から選択できます。 

JPYC(JPYCoin)は、物品の売買に利用可能です。 

お持ちのウォレットやUniswapなどの二次流通市場で、日本円建てのコインとして使うことができます。 

JPYC(JPYCoin)は、法的には、暗号資産(仮想通貨)ではありません。 

Uniswapなどの取引所上において、取引可能な全てのトークンと交換可能なのです。 

しかし、トークンを発行する際の、規格の一種であるERC20のトークン(イーサリアム)に限定されています。 

暗号資産(仮想通貨)にアクセスするときの障害とは? 

暗号資産(仮想通貨)を手に入れるには、マイニングをするか、取引所を利用して、円を暗号資産(仮想通貨)に変えるしか方法がありません。 

マイニング:コンピュータや、電気代が膨大で、個人での採掘は困難です。 

取引所:本人確認での待ち時間は1~3週間、手数料は10%程度かかります。 

暗号資産(仮想通貨)を物や体験に変えるには、取引所で、暗号資産(仮想通貨)を日本円に変える必要があります。 

発生する手数料は、3%から6%です。 

直接、物や体験には変えられないので、手軽にとはいかないのです。 

ステーブルコインとは? 

ステーブルコインとは、価格変動が少なくなるように、安定した価格になるように、作られた通貨のことなのです。 

これは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)などの、価格変動が大きい、暗号資産(仮想通貨)に比べ、価格が安定している、法定通貨の値動きに合わせたものがあります。 

ステーブルコインは、大きく分類すると3つの方法で、価値を安定させています。 

1.法定通貨担保型 

円やドルといった、法定通貨を担保として、ステーブルコインを発行する仕組みです。 

発行元である、機関の信頼性が重要になります。 

2.仮想通貨担保型 

決まった暗号資産(仮想通貨)を担保にし、ステーブルコインを発行する仕組みのことです。 

暗号資産(仮想通貨)では、価格が不安定な場合が多いため、100円分の価格の暗号資産(仮想通貨)を受け取り、100円分のステーブルコインを発行するのでは、担保が成り立たないため、担保とする暗号資産(仮想通貨)の価格変動を考慮した、ステーブルコインの発行が必要となります。 

発行元の機関が存在しないため、非中央集権的な特徴があります。 

3.無担保型 

市場の需給に応じて、供給量をコントロールする仕組みのことです。 

市場に出回っている、ステーブルコインが多すぎる場合は、供給を制限します。 

逆に、ステーブルコインが不足している場合は、新たに発行し、価格を安定させます。 

次に、JPYC(JPYCoin)を利用すると、暗号資産(仮想通貨)で課題になっていたものが、解決できることを紹介します。 

JPYC(JPYCoin)の特徴 

公式サイトから、JPYC(JPYCoin)を購入できます。 

先ほど説明した通り、JPYC(JPYCoin)は、PASMOや図書カードと同様に、前払い式の支払い方法です。 

購入の際は、本人確認は必要ありません。 

また、手数料は発生しません。 

JPYC(JPYCoin)購入費用のみです。 

これまでの暗号資産(仮想通貨)取引所や、マイニングで必要だった、機材費、電気代、手数料は必要がなくなります。 

そして、暗号資産(仮想通貨)を物や体験に変えるには、高い手数料を払って、一度、日本円を介す必要がありました。 

が、しかし! 

JPYC(JPYCoin)によって、公式サイトから簡単に物や体験に変えることができるのです。(現在はAmazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場での購入のみ) 

おわりに 

サクッと、 

解説してきましたが、 

ここまでの説明で、ご理解いただけましたでしょうか。 

今までの暗号資産(仮想通貨)に突然名乗りを上げた、画期的な仕組みの新しい通貨、JPYC(JPYCoin)。

この通貨以外にもこれからどんどん色々な企業が、ブロックチェーンの技術を使い新たな通貨を発行していく時代になりましたね。  

コイン総合研究所では、暗号資産(仮想通貨)初心者のための解説記事や、お役立ち情報を配信しています。 

ほかの記事もぜひご覧ください。 

少しでも、みなさんのお力になれれば幸いです。 

公式サイト:JPYC株式会社 

https://jcam.co.jp/

公式サイト:JPYC 

https://jpyc.jp/

公式サイト:JPYC Apps(購入・利用) 

https://app.jpyc.jp/

公式サイト:Uniswap 

https://uniswap.org/

(執筆:八木) 

ビットコインってなにー!って方はこちらをお読みください。

イーサリアムってなんなんー!って方はこちらをお読みください。

マイニングってなんなのさー!って方はこちらをお読みください。

仮想通貨って名前しか知らないよー!って方はこちらをお読みください。

ブロックチェーンって難しいよー!って方はこちらをお読みください。

取引所ってわからないよー!って方はこちらをお読みください。

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