JPYCのERC20とは?

みなさんは、ERC20をご存知ですか?
仮想通貨?暗号資産?
いえ、違います。
JPYCに興味を持ち、調べていると、ERC20にぶつかると思います。
この記事では、JPYCのERC20とは?について、サクッと解説していきます。
ERC20とは?
ERC20は、Ethereum Request for Comments : Token Standard #20 の略です。
イーサリアムをベースとして、トークンを開発・発行するために提言された規格のことです。
現在、ERC20規格は、暗号資産(仮想通貨)エコシステムの、ほぼすべての領域に広がっています。
近年、世に出ている数多くの人気のある暗号資産(仮想通貨)は、ERC20規格で作られた、ERC20トークンなのです。
暗号資産(仮想通貨)エコシステムとは?
暗号資産(仮想通貨)エコシステムとは、コンピュータ界の大手、マイクロソフト、インテル、シスコシステムズなどが、それぞれ提供するサービスの基盤から、各社の製品の連携によって成り立つ、全体の大きなシステム(経済圏)を形成することを言います。
ブロックチェーンを利用することで、暗号資産(仮想通貨)を容易に開発することができるため、その暗号資産(仮想通貨)を元にした、新たな世界を創り出すことができるのです。
公式サイト:Microsoft
https://www.microsoft.com/ja-jp
公式サイト:Intel
https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html
公式サイト:Cisco
https://www.cisco.com/c/ja_jp/index.html
ERC20トークンとは?
ERC20規格の技術を利用して、作られた暗号資産(仮想通貨)のことを、ERC20トークンと呼びます。
独自のブロックチェーン上で、作ったものを、暗号資産(仮想通貨)と呼びます。
これに対して、
既存のブロックチェーン上で、新しく作られたものは、トークンと呼びます。
使用するブロックチェーンが、独自のものか、既存のものか、で区別しているのです。
イーサリアムでは、独自のブロックチェーン上に、暗号資産(仮想通貨)ETH(イーサ)があります。
ERC20トークンは、誰でも作成できますが、そのほとんどは、開発・運営をしているテック企業や組織によって作られています。
各トークンは、特定のタスクに対して、報酬を与えたり、プロジェクトの未来を決定づける投票権をユーザに与えるなど、独自の機能を備えています。
ERC20規格は、各トークンの核となる機能を標準化したもので、この規格で作られたすべてのトークンは、互いに互換性があるのです。
これは画期的な特徴と言えると思います。
ERC20の課題は?
ERC20規格のメリットは多いのですが、イーサリアムブロックチェーンが混雑すれば、処理に長い時間がかかります。
これは、デメリットになりますね。
開発者は、こういったERC20の問題点を回避して、プログラミングをする必要があります。
おわりに
サクッと、
解説してきましたが、
ここまでの説明で、ご理解いただけましたでしょうか。
JPYC株式会社のJPYC(JPYCoin)は、イーサリアムのブロックチェーン(ERC20規格)で、開発・発行しているので、ERC20トークンなのです。
コイン総合研究所では、暗号資産(仮想通貨)初心者のための解説や、お役立ち情報を配信しています。
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少しでも、みなさんのお力になれれば幸いです。
公式サイト:JPYC株式会社
公式サイト:JPYC
公式サイト:JPYC Apps(購入・利用)
(執筆:八木)
JPYCってなんなん?って方はこちらをお読みください。
イーサリアムってわからないよー!って方はこちらをお読みください。
ブロックチェーンって難しいよー!って方はこちらをお読みください。