2021年12月最新 暗号資産(仮想通貨)人気銘柄ランキング発表!!

みなさんは、暗号資産(仮想通貨)の銘柄が何種類ぐらいあるかご存知でしょうか?

2021年11月時点で、世界中にある暗号資産(仮想通貨)は、3,000種類以上あると言われています。 

え?

そんなにあるの? 

それじゃ、

どれにすればいいかわからないよー! 

と、困っている方も多いと思います。 

この記事では、2021年12月最新 暗号資産(仮想通貨)人気銘柄ランキング発表!!について、サクッと解説していきます。 

まず基礎知識として、ビットコイン(BTC)以外の暗号資産(仮想通貨)のことを、アルトコイン(Altcoin : Alternative Coin : 代替のコイン)と呼ばれています。 

次に、暗号資産(仮想通貨)を選ぶポイントを3つご紹介します。 

1.時価総額の高いものを選ぶ。 

2.流動性の高いものを選ぶ。 

3.信用度の高いものを選ぶ。 

この3点を踏まえて、これからご紹介する銘柄を参考にしてみてください。 

それでは、暗号資産市場の時価総額ランキングをご紹介します。

*時価総額はUSD(米ドル)で表示されています 

1.ビットコイン:Bitcoin(BTC) 

時価総額:1.166T(1,166,000,000,000ドル) 

特長:世界で一番最初に作られた暗号資産(仮想通貨)です。 

2008年10月、サトシ・ナカモトという名前で、インターネット上である論文を公開したのがきっかけになりました。 

その論文は、ブロックチェーン技術を使った中央管理者のいない決済システムというものでした。 

そして、

この論文に賛同した複数の開発者がサトシ・ナカモトに協力し、ビットコイン誕生に至りました。 

その結果、2009年に、ビットコインの運用が始まったのです。 

世界中で最も有名な暗号資産(仮想通貨)です。 

このビットコインを基礎に、他の暗号資産(仮想通貨)が作られているのです。 

公式サイト:Bitcoin 

https://bitcoin.org/ja/

2.イーサリアム:Ethereum : イーサ(ETH) 

時価総額:513.123B(513,123,000,000ドル) 

特長:イーサリアムとは、暗号資産(仮想通貨)そのものではなく、スマートコントラクト機能を備えた、分散型アプリケーション(DApps : Decentralized Applications)を構築するための開発環境を提供するプラットフォームのことを意味します。 

イーサリアムは、ロシア系カナダ人のヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏とアメリカ人の天才数学者のチャールズ・ホプキンソン(Charles Sydney Hopkinson)氏とイギリス人のコンピュータサイエンティストのギャビン・ウッド(Gavin James Wood)氏によって開発されたプラットフォームです。 

ビットコインと比較すると、 

ビットコインは、通貨としての運用を目的としていて、通貨の取引情報がブロックチェーン上に記録されます。 

イーサリアムは、ブロックチェーンの中に、(いつ・だれが・だれに・いくらはらった)などの暗号資産(仮想通貨)の基本取引情報に加え、あらゆるアプリケーションプログラムを記録・実行できるのです。 

これをスマートコントラクト(Smart Contract)と呼びます。 

つまり、

暗号資産(仮想通貨)を活用したインフラ(Infrastructure : 基盤となる設備や要素)として機能しているのです。

このプラットフォーム上で、使用される共通の暗号資産(仮想通貨)が、イーサ(ETH)になるのです。 

今現在、あらゆる業種が、イーサリアムのブロックチェーン技術に注目しており、今後需要がさらに拡大していくものと予想されます。 

3.バイナンスコイン:Binance Coin(BNB) 

時価総額:88.681B(88,681,000,000ドル) 

特長:暗号資産(仮想通貨)取引所の世界最大規模を誇る中国・上海(現マルタ島)バイナンスが発行した暗号資産(仮想通貨)です。 

バイナンス取引所での、取引手数料が割引されます。 

0.001BTC以下の金額の少量コインを対象に、バイナンスコイン(BNB)に両替できます。 

定期的にバーン(Burn : 焼却 : 処分)を実施しています。 

バイナンス取引所が、通貨の一部を処分し、その総量を減らすことで、希少価値を高めることができるメリットがあります。 

バイナンスコイン(BNB)は、BSCの基軸通貨となっています。 

BSC(Binance Smart Chain : バイナンススマートチェーン)とは、スマートコントラクトを実装したプラットフォームの性質を持つバイナンス独自のブロックチェーン技術のことです。 

イーサリアムブロックチェーンと比較すると、バイナンススマートチェーン(BSC)はGas代(ガス代:手数料)の低さと、処理速度の速さに定評があります。 

公式サイト:BINANCE 

https://www.binance.com/en

4.テザー:Tether(USDT) 

時価総額:70.275B(70,275,000,000ドル) 

特長:ブロックチェーン技術を用いたトークンとして、ペッグ通貨(ドルや円などの法定通貨と為替レートを固定させた通貨)の役割に特化していて、暗号資産(仮想通貨)間取引の媒体としての役割を担っています。 

暗号資産(仮想通貨)の売買取引の際の基軸通貨として人気を誇っています。 

1USDT = 1USD 

テザーはマイニングできません。 

その理由は、

テザー(USDT)を運営しているTether Limited社が、市場に流通しているテザー(USDT)の量と自社で確保するドルの量を同じにすることでバランスを取り、テザー(USDT)とドルの価値を一定にしているためなのです。 

法定通貨のドルに価格が固定されているため、テザー(USDT)の価格は、他の暗号資産(仮想通貨)に比べ、とても安定していると言えます。 

円からドルへの両替送金の効率化に、テザー(USDT)を間に挟むことが、とても有効な手段なのです。 

送金を、円 → ドル ではなく、円 → テザー(USDT)→ ドル とすることで、暗号資産(仮想通貨)トークンとしての送金ができるため、法定通貨のタイムラグを解消できるのです。 

このことは、経済合理性のある方法であり、テザー(USDT)は、このような利用を目的として作られたのです。 

公式サイト:tether 

https://tether.to/

5.エイダコイン:Ada Coin : カルダノ:Cardano(ADA) 

時価総額:65.518B(65,518,000,000ドル) 

特長:オンラインカジノのカルダノ(Cardano)で利用するために作られた暗号資産(仮想通貨)です。 

が、しかし! 

現在では、あらゆる機能を持った暗号資産(仮想通貨)として開発を進められています。 

エイダコイン(ADA)のエイダは、エイダ・ラブレス(Ada Lovelace)という、19世紀のイギリスの貴族であり、世界初のプログラマーとして有名な女性の名前をつけたと言われています。 

エイダコイン(ADA)は、スイスに本拠地があるカルダノ財団(Cardano Foundation)と、カルダノと呼ばれるブロックチェーン技術を開発したIOG(IOHK)と、Emuagoの3団体により発行しています。 

カルダノ財団は、ブロックチェーンや暗号資産(仮想通貨)に関して、商業や政府の規制に関する問題も取り組んでいます。

エイダコイン(ADA)は、プルータス(Plutus)という独自のスマートコントラクトを実装しています。 

プルータス(Plutus)の特徴は、取引の契約を自動化するだけでなく、個人情報の記録も自動化するのです。 

これはイーサリアムなど他のスマートコントラクトにはない技術となります。 

そして、人気の裏には、イーサリアムを開発した、暗号資産(仮想通貨)の第一人者と呼ばれている、チャールズ・ホプキンソン(Charles Sydney Hopkinson)氏が、開発に参画していることです。 

これはかなり期待されているのもわかりますね! 

エイダコイン(ADA)は、独自に ウロボロス(OUROBOROS)と呼ばれるコンセンサスアルゴリズム(Consensus Algorithm : 合意形成アルゴリズム)を採用しています。

ウロボロス(OUROBOROS)は、PoSの一つで、取引の承認者は、基本的にランダムに決定されます

厳密には、エイダコイン(ADA)の保有量が多く、エイダコイン(ADA)が適正に運用される恩恵が大きい者ほど選ばれる傾向があるようです。

もともとエイダコイン(ADA)は、ビットコイン(BTC)などと同様に、PoWを採用していました。

しかし、

PoW(Proof of Work : プルーフ・オブ・ワーク)は、マシン代や、電気代が膨大にかかってしまうという大きなデメリットがあります。

これを解消するために、

ウロボロス計画と称し、PoW → PoS に移行したのです。

PoS(Proof of Stake : プルーフ・オブ・ステーク)にすることにより、参加者同士で計算競争が起こらないため、計算量が抑えられ、電力消費が小さくなり、大きなデメリットだった点が解消されたのです。

エイダコイン(ADA)は当初、先ほど記述した3団体のみがブロックを生成できる、OUROBOROS BFT(Byzantine Fault Tolerance : ビザンチン対応機構)という形で始めたのですが、その後、2020年7月に、シェリー(Shelly)と呼ばれるネットワークの分散化フェーズへ移行し、ブロック生成を外部のエンティティ(Entity : 実体)が担うことが可能となり、エイダコイン(ADA)を保有してネットワークに参加することで、報酬(ADA)を受け取れるステーキングができるようになったのです。

ステーキング(Staking)とは、暗号資産(仮想通貨)をもっている割合(Stake)に応じて、ブロック承認の割合が与えられ、承認に応じて、報酬(暗号資産 / 仮想通貨)をもらえる仕組みになっています。

そして、

エイダコイン(ADA)を利用するには、

専用ウォレット(DAEDALUS : ダイダロス)をダウンロードする必要があります。

エイダコイン(ADA)をステーキングに参加するための委任機能が搭載されています。

そのため、

専用ウォレット(DAEDALUS : ダイダロス)でエイダコイン(ADA)を保有していれば、ステーキングを委任して、報酬(ADA)を受け取ることができるのです!

エイダコイン(ADA)のステーキングは、ステーキングプールに委任をする必要があります。

プール(Pool : 保管領域)の実績や手数料など、プールによって差がありますので、参加前にご確認ください。

公式サイト:CARDANO 

https://cardano.org/

公式サイト:DAEDALUS 

https://daedaluswallet.io/

6.ソラナ:Solana : ソル(SOL) 

時価総額:61.217B(61,217,000,000ドル) 

特徴:高性能なブロックチェーンアプリケーションの開発を目的としたブロックチェーンプラットフォームです。 

ソラナ(Solana)独自のブロックチェーン上で扱われる暗号資産(仮想通貨)がソル(SOL)です。 

ソラナ(Solana)は、2017年より開発が始まり、2020年3月に公開されました。 

ソラナ(Solana)は、機能面で他のブロックチェーンより優れていると評判になり、イーサリアムキラーと言われているほど人気なのです。 

その理由は、ビットコインなどのPoW(プルーフ・オブ・ワーク)では、ノード間で証明しあう工程が必要ですが、PoH(プルーフ・オブ・ヒストリー)は、取引を即座にタイムスタンプで証明できるのです。 

そう、

ソラナ(Solana)のコンセンサスアルゴリズムに、PoH(プルーフ・オブ・ヒストリー)を採用しているのです。

端的にいうと、大幅な時間カットとコスト削減ができるのです。

そのほか、 

ソラナのブロックチェーンと他のブロックチェーンと連携する仕組み(インターオペラビリティ:Inter Operability)を可能にしています。 

公式サイト:SOLANA 

https://solana.com/

7.リップル:Ripple(XRP) 

時価総額:51.217B(51,217,000,000ドル) 

特徴:アメリカ・サンフランシスコに本社を置くリップル社が管理をしており、取引承認処理も、リップル社が認定した承認者しか行うことができません。 

他の暗号資産(仮想通貨)と異なり、中央集権型であり、リップル専用の分散型台帳管理システム(XRP レジャー:XRP Ledger )を使用し、一般的なブロックチェーンは使用していません。 

中央集権型だと、デメリットとして批判されることもあるのですが、リップル社の経営陣がスムーズに意思決定をし、金融機関や企業などとの、提携契約を結び易いというメリットがあります。 

リップル社は、ビルゲイツ財団と提携して開発を行っており、世界数十ヵ国の銀行や決済業社ともすでに提携しているのです。 

公式サイト:ripple 

https://ripple.com/xrp/

8.ポルカドット:Polkadot(DOT) 

時価総額:44.75B(44,750,000,000ドル) 

特徴:Web3.0という世界の実現を目指すプロジェクトであり、そのためのブロックチェーンなのです。 

ポルカドットのブロックチェーン上で扱われる暗号資産(仮想通貨)も同じくポルカドット(DOT)と呼びます。 

Web3.0とは、ブロックチェーン技術により、実現させようとしている、分散型(非中央集権型)の新たなWebの世界のことを意味します。 

今までのWebの世界は、 

・Web1.0 : ホームページをユーザが一方的に閲覧する時代 

・Web2.0 : SNSによって双方向のやり取りがある時代(2021年現在もWeb2.0) 

というWebの世界なのです。 

たとえば、

Googleユーザは、利用するために個人情報をGoogleに提示します。 

Amazon , Yahoo!, 楽天なども同じです。 

一般的には、一部の企業が個人情報を収集・管理するという中央集権型の世界なのです。 

が、しかし! 

Web3.0の世界は、ブロックチェーン技術を使用し、個人情報はブロックチェーン上で、ユーザ同士が分散管理し、不正アクセスや情報漏洩のリスクを軽減できる分散型(非中央集権型)となることを目指しているのです。 

この技術は、最近ニュースでよく耳にする情報漏洩問題を防ぐことができる画期的なシステムだと思います。 

ポルカドット(DOT)は、スイスに本拠地があるWeb3.0財団が開発しました。 

Web3.0財団の創業者の中には、イーサリアムの共同創業者ギャビン・ウッド(Gavin James Wood)氏も含まれており、そのことからもポルカドット(DOT)は、多くの支持を得られているのです。 

公式サイト:Polkadot 

https://polkadot.network/

9.シバイヌ:SHIBA INU(SHIB) 

時価総額:40.105B(40,105,000,000ドル) 

特徴:イーサリアムブロックチェーンのERC20規格で構築されているため、イーサリアムとの親和性が高く、NFT(Non-Fungible Token : 非代替性トークン)プロジェクトやDEX(Decentralized EXchange : 分散型取引所)などの展開も期待され注目されています。 

シバイヌ(SHIB)は、ドージコイン(DOGE)に対抗する通貨として作られました。 

犬だけに(笑) 

シバイヌ(SHIB)は、ドージコイン(DOGE)のミーム通過です! 

ミーム(Meme)とは、ひとからひとへ複製・派生していくアイデアや文化のことを意味し、一般的にネタという意味合いで使われています。 

そう、ミーム通貨は、ネタ通貨として人気なのです! 

公式サイト:SHIBA TOKEN 

https://shibatoken.com/

10.ドージコイン:Dogecoin(DOGE) 

時価総額:39.047B(39,047,000,000ドル) 

特徴:インターネットミーム(インターネットで話題となった画像)であるドージをモチーフにし、ビットコイン(BTC)を模倣した暗号資産(仮想通貨)です。 

ビットコイン(BTC)の値動きや、SNS上で社会的に反響が大きい著名人などの発言によって、莫大な高騰を見せる可能性が高い暗号資産(仮想通貨)です。 

ドージとは、犬のdog(ドッグ)のスラングであるdoge(ドージ)が由来なのです。 

ドージコイン(DOGE)は、ビットコイン(BTC)と機能はほとんど同じです。 

アメリカのレディット(reddit)という掲示板サイト内にある、ドージマーケット(DogeMarket)マーケットプレイスで使用できます。 

ドージコイン(DOGE)で、Amazonギフトや、商品の購入、ビットコイン(BTC)と交換ができます。 

ドージコイン(DOGE)は、他の暗号資産(仮想通貨)と比べると決済スピードが速く、少額の決済(ネット上のチップや寄付)に人気があるのです。 

公式サイト:DOGECOIN  

https://dogecoin.com/

公式サイト:reddit →(DogeMarket)

https://www.reddit.com/

おわりに 

サクッと、 

解説してきましたが、 

ここまでの説明で、ご理解いただけましたでしょうか。 

暗号資産(仮想通貨)と一言でいっても、これだけの違いや、種類があるので、ご自分がどのように活用したいか慎重に吟味してくださいね。 

コイン総合研究所では、暗号資産(仮想通貨)初心者のための解説や、お役立ち情報を配信しています。 

ほかの記事もぜひご覧ください。 

少しでも、みなさんのお力になれれば幸いです。

引用:暗号資産市場

https://jp.tradingview.com/markets/cryptocurrencies/prices-all/

(執筆:八木) 

暗号資産(仮想通貨)ってわからないよー!って方はこちらをお読みください。 

ビットコインをもっと知りたいよー!って方はこちらをお読みください。 

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