JPYC 2021年12月最新NEWS!!

みなさんは、JPYCの最新情報をご存知でしょうか。
2019年11月創業JPYC株式会社が、イーサリアムブロックチェーン技術のERC20規格で開発した、前払い式支払い手段の日本円連動ステーブルコインJPYC(JPYCoin)を2021年1月に、発行しました。
ドル連動ステーブルコインは世界で数ありますが、日本円連動ステーブルコインはJPYC(JPYCoin)が世界初なのです!
この記事では、JPYC 2021年12月最新NEWS!!について、サクッと解説していきます。
1.JPYCが次世代SNSを手掛けるLinks社と業務提携開始!
2021年10月6日、JPYC株式会社とLinks株式会社が、JPYC(JPYCoin)等のブロックチェーン技術の普及を図る業務提携に合意し、暗号資産(仮想通貨)を無料で送受信できる次世代SNSアプリLinksにおいて、JPYC(JPYCoin)の取り扱いを開始しました。
2021年11月12日、Linksにおいて動くJPYC Botを開発・運用を開始しました。
Linksユーザは、JPYC Botを利用することで、Links内でも、ビットコイン(BTC)や、銀行振込で、JPYC(JPYCoin)を購入することができるのです。
JPYC Botにより、銀行振込だけでなく、ビットコイン(BTC)でもJPYC(JPYCoin)を購入可能になりました。(ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨):アルトコインでも購入可能になる予定)
現在、Links上で購入・利用できるJPYC(JPYCoin)は、イーサリアム(ETH)メインネット上のJPYC(JPYCoin)です。
Links内では、Gas代(ガス代:手数料)はかかりません!フリーです^^
さらに、Linksで使えるJPYC(JPYCoin)サービスの実装を進める予定です。
業務提携内容
・次世代SNSアプリLinks内でのJPYC(JPYCoin)購入・Vプリカギフト交換サービスの実装
・次世代SNSアプリLinks内でのNFTサービスの共同開発
・ブロックチェーン技術を活用した地域通貨事業の共同推進
Links:特徴
・Linksウォレット:6桁のPINと電話番号のみで、簡単・安全に管理可能な、暗号資産(仮想通貨)ウォレット
・Linksマイクロペイメント:暗号資産(仮想通貨)を用いた0.1円単位未満での、即時かつ手数料無料の送金
・Linksメッセンジャー:プライバシーとセキュリティを確保した、多機能メッセンジャー
・Linksロボ:さまざまな機能を追加できる、公式アカウント
公式サイト:JPYC株式会社
公式サイト:Links株式会社
2.JPYC販売所アップデート開始!
2021年10月8日以降、JPYC(JPYCoin)を暗号資産(仮想通貨)で、自動即時購入できるJPYC販売コントラクト(Contract : 契約)を開発し、JPYC Apps内のメイン機能、JPYC販売所のアップデートを開始しました。
Ethereum (イーサリアム)テストネット:Rinkeby testnetにて、JPYC販売コントラクト(Contract : 契約)を公開します。
販売コントラクト(Contract : 契約)は、Polygon、Ethereum、xDAIメインネットに実装され、暗号資産(仮想通貨)でのJPYC(JPYCoin)の購入が自動化・即時取引が可能になります。
従来のイーサリアムでの購入に加え、ドルステーブルコインのUSDC、DAIでも購入できるようになるそうです。
JPYC販売コントラクトの注意点
・2次流通価格によらず、1JPYC = 1円 の固定レートでの販売となります。
・各通貨のレートは、Chainlinkを参照しています。
・ネットワークの状況により、トランザクションが失敗する可能性があります。
・一回の購入限度額は、1000JPYC ~ 20万JPYCとなります。
・コントラクトの仕様により、購入申請が通らない場合もあります。
公式サイト:JPYC Apps
公式サイト:Rinkeby testnet
公式サイト:Chainlink
3.JPYCが紫電ネットワークに対応開始!
2021年11月1日、JPYC(JPYCoin)を、Stake Technologies(ステイクテクノロジーズ)が開発した、パブリックブロックチェーンの紫電ネットワークに対応開始しました。
この対応により、Kusama(クサマ)エコシステム上でも、JPYC(JPYCoin)を発行・流通ができるようになるそうです。
Kusama(クサマ)は、ブロックチェーンの相互運用性(インターオペラビリティ:Inter Operability)を目指す、Polkadot(ポルカドット)の10分の1規模の試験的なネットワークなのです。
紫電ネットワーク(Shiden Network)は、日本発のパブリックブロックチェーンである、アスターネットワーク(旧Plasm)とほぼ同等のコードベースを使用し、構築されており、クサマネットワークに接続することを目的に作られたブロックチェーンなのです。
Aster Network / Shiden Network のビルダーズプログラムに参加しているStandard Protocol(スタンダードプロトコル)、Kaco Finance(カコファイナンス)、PolkaEx(ポルカエックス)の3つのDEX(Decentralized EXchange : 分散型取引所)に順次流動性供給するそうです。
さらに、紫電ネットワークは、クサマネットワークにおいて、Ethereum (イーサリアム)やWeb Assembly (ウェブアッセンブリ)ベースのSmart Contract(スマートコントラクト:契約の自動化)をサポートした分散アプリケーションのハブとなることを目指しているのです。
公式サイト:Stake Technologies
公式サイト:紫電ネットワーク
公式サイト:Kusama
公式サイト:Standard Protocol
公式サイト:Kaco Finance
公式サイト:PolkaEX
4.シリーズAで5億円の資金調達を実施
Headline Asia、Circle Ventures、i-nest capital、JPYC従業員持株会のシリーズAの引受先から、5億円の資金調達を実施したことを2021年11月10日、発表しました。
これにより、JPYC発行体としての安定化、運営力、開発力の強化、第三者型の前払い式支払い手段の取得を目指します。
公式サイト:Headline Asia
公式サイト:Circle Ventures
公式サイト:i-nest capital
https://www.i-nestcapital.com/
公式サイト:JPYC従業員持株会
https://initial.inc/investors/V16894
5.松屋銀座がJPYCを導入
2021年12月6日から、松屋銀座が、200万円を限度にJPYC(JPYCoin)での支払いを受け付けると発表しました。
松屋で購入したい商品を指定して、代金分のステーブルコインを送金すると、JPYC社が、松屋での購入を代行する仕組みらしいです。
まずは、
高級ブランド、宝飾品、時計、家具といった、高額品を扱う売り場で対応し、商品は 2 ~ 3 日後に、店頭や宅配で受け取れるようにするとのことです。
JPYC(JPYCoin)は、法的には電子マネーと同様に、前払い式支払い手段に相当するので、今後、決済手段としての利用が拡大される予想です。
百貨店での支払い方法に、暗号資産(仮想通貨)が使えるのは国内初です!
JPYC社の岡部社長のツイート。
公式サイト:松屋銀座
https://www.matsuya.com/ginza/
おわりに
サクッと、
解説してきましたが、
ここまでの説明で、ご理解いただけましたでしょうか。
暗号資産(仮想通貨)に風穴を開けた、JPYC(JPYCoin)の新しい世界が広がってきています。
ますます楽しみになってきましたね。^^
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少しでも、みなさんのお力になれれば幸いです。
(執筆:八木)
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