【初心者向け】暗号資産(仮想通貨)でウクライナ支援とは?寄付の概要や事例のほかにウクライナ政府の計画から暗号資産の懸念点まで、丁寧にわかりやすく解説!

みなさんは、Russia(ロシア)が Ukraine(ウクライナ)に侵攻(しんこう:戦争で敵地に侵入し攻めること)したことをご存知でしょうか? 

そう 

Russis(ロシア)が Ukraine(ウクライナ)に対して戦争を起こしたのです。 

その直後、 

世界中から、Crypto Assets(クリプト・アセット)暗号資産(仮想通貨)で Ukraine(ウクライナ)に支援の輪が広がっているのです。 

この記事では、暗号資産(仮想通貨)でウクライナ支援とは?について、サクッと解説していきます。 

暗号資産(仮想通貨)支援とは?  

Russia(ロシア)の Vladimir Vladimirovich Putin(ウラジミール・プーチン)大統領が、現地時間 2022 年 2 月 24 日に、Ukraine(ウクライナ)へ侵攻(しんこう:戦争で敵地に侵入し攻めること)を開始しました。 

Russia(ロシア)の激しい戦闘で Ukraine(ウクライナ)は戦争状態になり、市民が多大な被害を受けています。 

そして、 

Ukraine(ウクライナ)政府は、公式 Twitter アカウントで、現地時間 2022 年 2 月 26 日に、3 つの Crypto Assets(クリプト・アセット)暗号資産(仮想通貨)、BTC(ビットコイン)と ETH(イーサリアム)と USDT(テザー)の Wallet Address(ウォレットアドレス:銀行口座番号のようなもの)を共有しました。 

『 ウクライナの人々と共に立ちあがろう。現在、暗号資産(仮想通貨)による寄付を受付中。ビットコイン、イーサリアム、そして、テザー 』 

と、呟いています。 

① ETH(イーサリアム)、DOT(ポルカドット)の創設者、Gavin Wood(ギャビン・ウッド)氏が、Ukraine(ウクライナ)政府に、DOT(ポルカドット)500 万ドルの寄付をしました。 

② Blockchain Association of Ukraine(ウクライナ・ブロックチェーン協会)の会長であり、資金調達の中心人物である、Michael Chobanian(マイケル・チョバニアン)氏は、現地時間 2022 年 3 月 1 日に、TV shows online(オンライン番組)『 Coin Desk TV(コインデスク・ティーヴィー) 』で、Ukraine(ウクライナ)は戦争費用調達のため、すでに 1400 万ドルの Crypto Assets(クリプト・アセット)暗号資産(仮想通貨)を分配したと語りました。 

公式サイト:Blockchain Association of Ukraine(ウクライナ・ブロックチェーン協会)

https://bau.ai/en/

公式サイト:Coin Desk(コインデスク)

https://www.coindesk.com/policy/2022/03/01/at-least-14m-out-of-26m-in-donated-crypto-to-ukraine-already-disbursed/

③ 世界大手の DEX(Decentralized EXchange:分散型取引所)の Uniswap(ユニスワップ)は、サイト上にリストされているトークンを、1 回の取引で ETH(イーサリアム)に交換して、Ukraine(ウクライナ)に寄付ができるようにしました。 

公式サイト:Uniswap(ユニスワップ)

https://uniswap.org/

ウクライナ政府 NFT コレクション計画とは? 

Government of the Ukraine(ウクライナ政府)は、先進国としては初めて、独自の NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)を発行すると発表しました。 

Russia(ロシア)との戦争を、Ukraine(ウクライナ)へ支援するために世界中から Crypto Assets(クリプト・アセット)暗号資産(仮想通貨)の寄付が殺到するなかで、さらに支援に繋げる考えのようです。 

NFT(エヌ・エフ・ティ:Non-Fungible Token:非代替性トークン)は、Blockchain(ブロックチェーン:分散型台帳)上で、紐付け(ひもづけ:二つ以上のデータを相互に関連づけたり連結したりすること)られており、唯一無二(ゆいいつむに:ただその一つだけで二つとないこと)のデジタル資産であると証明できる『 物:商品 』です。 

Ukraine(ウクライナ)の Mykhailo Albertovych Fedorov(ミハイロ・フェドロフ)副首相兼 DX(Digital Transformation:進化したデジタル技術を用いて人々の生活をより良いものへ変革すること)担当大臣が、現地時間 2022年 3 月 3 日に、Twitter での投稿で、計画を発表し、政府が近く、NFT(エヌ・エフ・ティ:Non-Fungible Token:非代替性トークン)の詳細を明らかにすると述べました。 

公式サイト:Government of the Ukraine(ウクライナ政府)

https://www.kmu.gov.ua/en

NFT Collection(エヌ・エフ・ティ・コレクション)寄付事例とは? 

① 世界的人気の NFT アーティスト Crypto Punks(クリプト・パンクス)は、自身の Collection(コレクション:集めること)の一作で、青いバンダナとサングラスをつけてタバコを吸う男性のドット絵のNFT(エヌ・エフ・ティ:Non-Fungible Token:非代替性トークン)(市場価格は約 20 万ドル)を、Ukraine(ウクライナ)の Crypto Assets(クリプト・アセット)暗号資産(仮想通貨)口座に送られました。 

公式サイト:CryptoPunks(クリプト・パンクス) 

https://www.larvalabs.com/cryptopunks

② Ukraine(ウクライナ)の首都 Kyiv(キエフ)生まれの写真家、Vitality Raskalov(ヴィタリー・ラスカロフ)氏は、自身の写真 Collection(コレクション:集めること)を、NFT(エヌ・エフ・ティ:Non-Fungible Token:非代替性トークン)化し、世界最大規模を誇る NFT Marketplace(NFT 専用マーケットプレイス:インターネット上の取引市場) OpenSea(オープン・シー)にて販売し、約 1 万ドルを調達し、ヘルメットや懐中電灯、防弾チョッキなどの装備品を購入し、Ukraine(ウクライナ)の Resistance(レジスタンス:抵抗運動勢力)に寄付されています。 

公式サイト:OpenSea(オープン・シー) 

Vitality Raskalov Collection (ヴィタリー・ラスカロフ・コレクション)

https://opensea.io/collection/raskalov-collection

Ukraine DAO(ウクライナ・ダオ)とは? 

Russia(ロシア)の女性活動家Band(バンド)Pussy Riot(プッシー・ライオット)の支援を受け設立された、Ukraine(ウクライナ)DAO(ダオ:Decentralized Autonomous Organization:分散型自立組織)は、Ukraine(ウクライナ)の国旗の NFT(エヌ・エフ・ティ:Non-Fungible Token:非代替性トークン)を寄付者のグループに販売することで、660 万ドル調達しました。 

Pussy Riot on Twitter(プッシー・ライオットのツイッターより) 

『 私たちの目標は、プーチンがウクライナで始めた戦争に苦しむ人々を支援するウクライナの民間組織に寄付するための資金を集めることです。 私たちはウクライナの国旗の NFT を購入します。 ウクライナへの多くの支援と愛情を。』 

と、呟いています。 

公式サイト:Ukraine DAO(ウクライナ・ダオ) 

https://www.ukrainedao.love/

公式サイト:Pussy Riot(プッシー・ライオット) 

https://pussy-riot.livejournal.com/

暗号資産(仮想通貨)の懸念材料とは? 

① EU(European Union:欧州連合)は、Russia(ロシア)が経済制裁を回避するために、Crypto Assets(クリプト・アセット)暗号資産(仮想通貨)を使えないようにする対策を検討している意向を懸念(けねん:心配)しています。 

② 米英両政府は、Crypto Assets(クリプト・アセット)暗号資産(仮想通貨)取引が、Russia(ロシア)を出入りする資金移動の隠れた Route(ルート:道)になりかねないという懸念(けねん:心配)を表名しています。 

おわりに 

サクッと、 

解説してきましたが、 

ここまでの説明で、ご理解いただけましたでしょうか。 

Russia(ロシア)が Ukraine(ウクライナ)に対し、戦争を起こしてしまいましたが、 

今すぐ戦争が終わることを祈っています! 

これ以上、 

Ukraine(ウクライナ)のひとびとが、犠牲になりませんように! 

STOP THE WAR!(ストップ・ジ・ウォー:戦争を止めて!) 

NO WAR!(ノー・ウォー:戦争反対!) 

PRAY FOR UKRAINE!(プレイ・フォー・ウクライナ:ウクライナのために祈ります!) 

暗号資産(仮想通貨)が平和をもたらしますように! 

コイン総合研究所では、暗号資産(仮想通貨)初心者のための記事や、お役立ち情報を配信しています。 

ほかの記事もぜひご覧ください。 

少しでも、みなさんのお力になれれば幸いです。 

*当サイトでは、 G 20(Group of Twenty:20 カ国地域首脳会議)により、日本政府が法改正したことで、海外で広く使われている Crypto Currency(暗号通貨)ではなく Crypto Assets(暗号資産)と表記しています。

(執筆:八木) 

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